範馬刃牙第1話ネタバレ。

バキ】板垣関連作品総合バレスレッド【餓狼伝
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514 :マロン名無しさん :2005/11/28(月) 13:52:00 ID:??? ?##
範馬刃牙バレ
☆史上最大の親子喧嘩が始まるッッ!!!
破壊された軍用車両、血まみれの兵士、多数。
骨は折れ、腕を潰され、足も在らぬ方向に折れ曲がっている。
雄大なる自然(サバンナ)に破壊と殺戮の痕跡!? これが一ページ目。

表紙 刃牙と勇次郎が対峙する絵、顔はおだやかなバージョン。

その時、「父と子」は「漢と漢」になる
全ての父と全ての息子に告ぐ!「バキ」、今、最終章・刃牙VS勇次郎編突入!!

この日のために
生きてきた―――――。
万全の準備と、万感の想い。
少年は、再び父へと挑む!!!

◆第1話闘神の血族

バッバッ バババッとカメラのフラッシュ。
大勢の記者が一人の軍人らしき男を囲んでいる。
その男は頭に包帯を巻き、怪我をしている模様。 ここでカラーページ終わり。

517 :バレ屋 ◆6JVxYflCBo :2005/11/28(月) 14:10:34 ID:??? ?##
「Mr.サマン」と女性記者が男の名を呼ぶ。
「あなたはこの事故の唯一の生存者ですが」
「そんなあなたに今 世界中から非難が集まってます」
「ご存知でしょうか」
「知っている」とサマンが答える。
次ページ
見開き、超巨大な象が死骸として横たわっている。周りには破壊された軍用車両が
数台、そしてジャーナリスト達が数人その死骸を取り囲んでいる。
「たった一頭のアフリカ象のハンティングに軍隊を導入ッッ」
「この事実に全世界がショックを受けているのです」

「我々サバンナを護るレンジャーの任務は」
「公園内動植物の保護にある」
「なのに軍隊出動ですか」
      ・ ・
「アンタらあれがただのアフリカ象だと思っているのか」
驚く記者達の顔。女性記者の質問続く。
「現地の様子は航空写真で配信されています」
アフリカ象ではないのですか」
「現地で死体のサイズを確認しろ」
『あの馬鹿げたサイズをッッ』
象の足裏の絵、横にいる欧米人カメラマンの背の約二倍近くの大きさ。
『古代から蘇ったかのような』
『あの超規格外!!!』

520 :バレ屋 ◆6JVxYflCBo :2005/11/28(月) 14:29:04 ID:??? ?##
別の男性記者が質問する。
「落ちついてくださいMr.サマン」
「問題はいかに規格外とはいえ動物に兵器という―――-」
それを遮り、サマンが答える。
「977頭 41名」
「あのモンスターの犠牲となった動物」
「及び人間の数だ」
「21.2t・・・・・これは」「モンスターが1日に喰らう食料の平均値」
『放っておけば』『2年後には公園の90%は砂漠化するだろう』

「草食獣の全ては死に絶え」「結果肉食獣も死滅は免れない」

『我々の取った手段にミスはなかった』
『ミスがあったとするならただ一つ』
象を攻撃する軍隊の絵。
『出動させた部隊の規模―――-』
『そして用意した兵器の性能だけだッッ』
なすすべもなく象にやられる軍隊。足で踏み潰され、鼻で叩き飛ばされる。
「空からミサイルを使用すべきだったッッ」
「その言葉を全世界が聴いているという自覚はおありですか」
「使っていない」 驚く記者たちの顔。
「我々はただの一発も弾薬を使用していない」
また別の男性記者が質問する。
「あの・・・」「ならばあの象の死体は」
「男が現われた」
『我々を壊滅させゆうゆうと立ち去ろうとするモンスターの眼前に』
その男の背中の絵。

『黒いコスチュームに身を包んだ男が!』
象に立ちはだかるその男。

523 :バレ屋 ◆6JVxYflCBo :2005/11/28(月) 14:45:16 ID:??? ?##
場面変わり・・・
闇夜。
牛のような動物の死体。
パチ・・パチ・・・と薪が燃える音がする。
死体の横でその死体を焼いて喰っている男。
パチ・・・ヂュチュゥゥ〜〜・・・と美味そうに焼けている。
男は口を開け、それを食べる。
メリ・・・ッとすごい形相で肉を食べる勇次郎。
噛み切れずその肉を口から放す。
ミリ・・・
モニュ・・・モグ・・・
また口を開け、肉に歯を入れる。
ザクッ

場面変わり、記者会見の場面。
サマンが言う。
「武器も持たず・・・・・」「彼がモンスターを倒した」
あっけにとられる記者たち。
女性記者が発言する。
「それを我々に・・・・・・・いえ」「全世界に信じろと・・・・?」
立ち上がり、会場から去ろうとするサマン。
「事実を話したまでだ」「これ以上いったい何を―――――」
(信じるものかッ)
追いかける記者たち。
「チョ・・・ッ」「Mr.サマンッッ」
(目の前で見ていた)(わたし本人ですら信じられんのだ)
「逃げるのですか」「世界が見てるのですよッ」五月蝿い記者たち。

525 :バレ屋 ◆6JVxYflCBo :2005/11/28(月) 15:01:03 ID:??? ?##
場面変わり―――
東京郊外 武蔵野
夜。どこかの空き地。少年が一人草むらに。
その少年、細い棒を持ち、それを剣道でいう上段で構えている。

場面変わり、サマンの家。
「パパ・・・」
サマンが居間で息子とテーブルを囲み、座っている。
「パパ・・・?」
サマン、考え事でもしているのか、がようやく返事をする。
「ン・・・」
「ボクはパパを信じるよ」
「世界中がパパを」「嘘つきと言ってもかい」少しおどけた表情でいうサマン。
「ときどきお仕事で・・・・・ボクとの約束を破ることもあるけど・・・・・・・・」
「ああいうのは嘘つきじゃない」

微笑むサマン。
「パパ・・・」
 ・ ・ ・
「その人ってそんなに強いの?」
「ああ・・・」
「強い」
「ライオンよりッ?」
「うん」「パパはそう思う」
「白サイより!!?」息子は目を輝かせながら聴いてくる。
「フリオ」(息子よッ)

526 :バレ屋 ◆6JVxYflCBo :2005/11/28(月) 15:24:03 ID:??? ?##
『君にだけは聴かせてあげよう』
勇次郎が右の蹴りで巨大象の足を撃つ。見開き。
『良識ある大人達が――――』
『決して耳を貸さぬであろう夢物語』
象の頭に右拳を今まさに撃とうとする勇次郎。
『現実であっても信じられぬお伽話』
象の鼻を絞める勇次郎。

横たわる、巨大象。その傍らに勇次郎が構えて立っている絵。
その絵をバックに会話が続く。
「ねェパパッ誰なら勝てるの?」
「勝てぬさ誰も・・・・・・・・・」
「その人がもう1人いても?」
「ン〜〜〜〜〜・・・・・・」
「その人の子供が大きくなっても!!?」
「ン〜〜〜・・・・・・・・・・・・・・・・・」

場面変わり―――-
バサッと虫取り網が地面を捉える。
少年がその網の中の蟷螂を捕らえる。もちろんその少年は刃牙
「よっしゃあ・・・」と指に捕らえた蟷螂を見てご満悦。

◆地球の裏側で「その人の子供」もまた
 小さな狩りに興じて―――――!?

次号も巻頭カラー&爆闘29P!!
今度は刃牙の闘志炎上!!心して待て!!!

巻末コメント
オモシロイもの描くよ

バキは詰まらんもんやったと、作者自身が肯定。
つか、バキ編マヂいらなくね?